アルカラス、シナーとの頂上決戦に向けて練習に熱中!シンシナティ・オープン準決勝後の奮闘
カルロス・アルカラスがシンシナティ・オープン準決勝後に練習を再開し、シナーとの決勝戦に備える。

アルカラスの奮闘
男子テニスのシンシナティ・オープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)では、第2シードのカルロス・アルカラス(スペイン)が第3シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)を6-4, 6-3のストレートで下し、2年ぶり2度目の決勝進出を果たしました。
試合後の練習
アルカラスはこの試合が終了してから約50分後に練習を行いました。22歳で世界ランク2位のアルカラスが同大会に出場するのは5年連続5度目で、最高成績は2023年の準優勝となっています。
今大会の戦績
今大会では、初戦の2回戦で世界ランク56位のダミル・ジュムホール(ボスニア)、3回戦で同72位のハムザ・メジェドビッチ(セルビア)、4回戦でラッキールーザーで本戦入りした同98位のロレンツォ・ナルディ(イタリア)、準々決勝で第9シードのアンドレイ・ルブレフを下し準決勝に駒を進めました。
準決勝の詳細
28歳で世界ランク3位のズベレフとの顔合わせとなった準決勝では、アルカラスはファーストサービス時に81パーセントの確率でポイントを獲得し、ズベレフのブレークを1度に抑えると、リターンゲームで4度のブレークに成功しました。ズベレフが体調に異変をきたしたことも影響し、試合後半はアルカラスが優位に試合を進め、1時間45分で決勝進出を果たしました。
決勝戦に向けて
勝利したアルカラスは決勝で第1シードのヤニック・シナー(イタリア)と対戦します。シナーは準決勝で予選勝者で世界ランク136位のテオ・アトマン(フランス)を下しての勝ち上がり。アルカラスは準決勝が終了してから約50分後にコートで練習を行っており、シナーとの頂上決戦に備えました。
過去の対戦成績
シナーとアルカラスは過去13度対戦しており、アルカラスから8勝5敗。今季は3度対戦していて、5月のBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)と6月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)の決勝ではアルカラスが、7月のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)の決勝ではシナーが勝利しています。
注目の対戦
ライバルとしてしのぎを削り、現在のテニス界を牽引している両者の14度目の対戦に注目が集まります。