18 歳フォンセカがツアー初優勝！四大大会でも活躍

18 歳のジョアン・フォンセカが IEB＋アルゼンチン・オープンでツアー初優勝を果たしました。彼は昨年の Next Gen ATP ファイナルズで全勝優勝を達成し、今季の開幕戦でもタイトルを獲得しています。

フォンセカは今大会でも好調を維持し、1 回戦で第 8 シードの T・M・エチェベリー、2 回戦でラッキールーザーで本戦入りした世界ランク 115 位の F・コリア、準々決勝で同 47 位の M・ナヴォーネ、準決勝で同 112 位の L・ジェレを下し決勝に進出しました。

決勝戦では、フォンセカは 4 本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに 73％の確率でポイントを獲得しました。また、リターンゲームでは計 4 度のブレークに成功し、1 時間 45 分でツアー初タイトルを手にしました。

男子プロテニス協会の ATP 公式サイトにはフォンセカの喜びのコメントが掲載されています。

「信じられないような 1 週間だった。ここアルゼンチンでも、ブラジル人たちが僕のために声援を送ってくれたんだ。ブラジル人なら誰でも、自国の応援を望んでいる。僕にとって、今生きているこの瞬間は信じられないよ。家族、友人、スポンサーに感謝したい。テニスをプレーするという僕の夢を叶えてくれたんだからね。もちろん世界 1 位になりたいし、グランドスラムのタイトルを獲りたい。でも、僕の夢はテニスをすることなんだ」

1 年前は世界ランク 648 位だったフォンセカだが、躍進に次ぐ躍進で今大会開始前には 99 位に。今回の初優勝で 17 日更新の世界ランキングでキャリアハイとなる 68 位に浮上する。