第 76 回近畿高校ラグビー大会:大阪桐蔭が選抜へ、連覇を目指す
第 76 回近畿高校ラグビー大会の 2 回戦で、3 連覇を狙う大阪桐蔭が天理に勝利し、連覇を目指す全国高校選抜大会への出場を決めた。

大阪桐蔭、天理に勝利し選抜大会出場決定
第 76 回近畿高校ラグビー大会の 2 回戦が 16 日、神戸総合運動公園ユニバー記念競技場などで行われ、3 連覇を狙う大阪桐蔭は 10―0 で天理(奈良)に勝ち、連覇を目指す 3 月開幕の全国高校選抜大会(埼玉・熊谷)に 3 大会連続 11 回目の出場を決めた。
前半から優勢に試合を進める大阪桐蔭
大阪桐蔭は前半 10 分にゴール前の連続攻撃から、WTB 須田琥珀(2 年)のトライで先制。その後は天理の堅いディフェンスの前に反則を繰り返すなど流れをつかみきれなかったが、後半の終盤に FB 吉川大惺(1 年)の PG でリードを広げ、勝利を決定づけた。
手崎颯志主将「優勝を狙っていく」
大阪桐蔭は 22 日の準決勝で前回準優勝の御所実(奈良)と対戦する。試合後の CTB 手崎颯志主将(2 年)は「優勝を狙っていく」と意気込みを語った。
年末年始の全国高校大会では準々決勝で敗退
年末年始の全国高校大会では優勝候補ながら準々決勝で敗退した大阪桐蔭。手崎主将は「僕自身も優勝できるだろうと思ってプレーしていたが、なかなかうまくいかない。難しい……。昨年よりもっとやらないといけない」と悔しさをにじませた。
新チームはスキルがあまりない
今年はスキルがあまりないチームなので、基本プレーにフォーカスして取り組んでいくという。手崎主将は「新チームはロック陣が大きいので、ラインアウトは強みになる。バックスは大きい選手がいないので、基本プレーを徹底して、継続しながらトライを取り切っていきたい」と話している。