侍ジャパン井端監督、メジャー組視察開始 最初は侍未経験の 33 歳左腕
侍ジャパンの井端弘和監督が、米アリゾナ州でメジャーリーグ組のキャンプ視察を開始。最初に訪れたのは侍未経験の 33 歳左腕、菊池雄星投手だった。

侍ジャパン井端監督、メジャー組視察開始 最初は侍未経験の 33 歳左腕
侍ジャパンの井端弘和監督(49 歳)が 17 日、米アリゾナ州でメジャーリーグ組のキャンプ視察を開始した。アリゾナ州では大谷、山本、佐々木のドジャース、ダルビッシュ、松井のパドレス、今永、鈴木のカブス、マイナー契約で藤浪が所属するマリナーズなどがキャンプを行っているが、井端監督が最初に向かったのはテンピで行われているエンゼルスキャンプ。所属しているのは菊池雄星投手(33 歳)だ。
雄星はこれまで WBC、プレミア 12、五輪など主要大会で侍ジャパン 選出経験はなし。19 年からスタートしたメジャー生活は今季が 7 年目となり、大きな故障もなく 23 年に 11 勝、24 年に 9 勝と安定した成績を残している。オフにはエンゼルスと 3 年総額 6300 万ドル(約 97 億円=契約時のレート)の大型契約。高く評価されていることの証しだ。
井端監督はキャンプ中のメジャー組視察について「出てくれればというか、その意思さえ持ってくれていればうれしい」と説明。来年 3 月に行われる WBC で、チーム作りにおいてメジャー組の出場可否は大きくチーム編成に影響する。優勝した 23 年は当時のメジャーリーガーは大谷、ダルビッシュ、吉田、ヌートバーが出場。故障で辞退となったが、鈴木も選出されていた。さらに当時は NPB でプレーしていた山本、今永、佐々木、松井も今ではメジャーに移籍してプレーしている。