長谷部茂利監督の下、好スタートを切った川崎フロンターレ。中でも「体が強くなった」と絶賛されたのは、背番号 20 山田新。撮影/原壮史(Sony α‐1 使用) 2025 年の J リーグが開幕した! オフの間も、新チームの姿を想像する楽しい時間ではあるが、開幕戦を戦ったことで新チームの姿も、おぼろげながら見えてきた。今年は、どんなシーズンになるのか、また、優勝や降格、サプライズを起こすクラブはどこか? ベテランのサッカージャーナリスト、大住良之と後藤健生が、新情報なども踏まえて、徹底的に語り尽くす! ■「この世の者とは思えぬ美麗さ!」日本代表 DF 長友佑都の美人妻・平愛梨、壮絶な出産体験と若すぎる見た目に驚きの声「王妃様みたいやな〜」 ■強かった頃の川崎が「戻ってきた」 ——開幕節は、どちらの会場に行かれたのでしょうか。 大住「僕は土曜日、横浜 F・マリノスとアルビレックス新潟の試合に行きました」 後藤「僕は川崎フロンターレと名古屋グランパスの試合と、日曜日は東京ヴェルディ対清水エスパルス」 ——では、川崎が大勝した試合からおうかがいしたいのですが。 後藤「4-0 というスコアどおり、一方的な試合になっちゃったよね。名古屋がダメという見方もできるけど、川崎が良かったのは間違いない。長谷部茂利監督は守備的なチームをつくるんじゃないかと言う人がいるけど、それはアビスパ福岡という戦力的にも財政的にも小さなクラブでやり繰りしながら、あれだけの成績を残したという話。非常にテクニカルな選手がいっぱいいる川崎に来て、同じことをするはずないよ。長谷部監督は桐蔭学園高校の出身で、ヴェルディ川崎でもプレーしたテクニカルな選手だった。だから、福岡でやっていたのと同じことを、川崎やると考えるのは違うでしょ」 ——実際には、どんなサッカーになっていましたか。 後藤「基本的には、強かった頃の川崎をほうふつとさせるような非常にテクニカルなサッカーだったね。ゴールシーンだけを見ても分かるように、パスをつないでドリブルでつっかけてヒールで決めたとか、テクニカルな面をうまく出していたよね。守備面では非常に切り替えが早くて、どんどん前からプレスをかけて奪うことがうまくいっていた。去年までと一番違ったのは、個人の話になるけど、山田新。すごかったね。DF を背負ってボールを失わない」 大住「そうだよね、ポストプレーがうまくなったよね」 後藤「本当に体が強くなった。去年は点をたくさん取ったけど、強いという印象はなかった」