法大に聖隷クリストファーの俊足選手・大高拓磨が入部へ/東京六大学
法大に進学する聖隷クリストファー・大高拓磨内野手が入部することが分かった。100 メートル走 10 秒台の俊足を持つ大高は、守備と肩に自信があり、打撃が課題。法大は昨秋の総盗塁数がリーグ最少だっただけに、大高の入部は刺激になるはずだ。

法大に聖隷クリストファーの俊足選手・大高拓磨が入部へ/東京六大学
法大に進学する聖隷クリストファー・大高拓磨(撮影・赤堀宏幸) 東京六大学野球リーグの法大に、100 メートル走 10 秒台を誇る静岡・聖隷クリストファー高の大高拓磨内野手(3 年)が入部することが 21 日、分かった。「1 番・遊撃」で出場した昨夏の静岡大会は決勝で敗れたが、神宮での活躍を目指す。 「(明大出身の)宗山選手(現楽天)の動画をずっと見ていた。守備、肩には自信があるので、打撃が課題」 大高は昨秋の体育祭で行われた 100 メートル走で手動計時ながら 10 秒 9 のスピードをたたき出した。165 センチ、67 キロと小柄ながら、強肩で遠投は 110 メートル。昨夏は打率・389(18 打数 7 安打)、2 打点に終わったことを反省し、打撃力アップと走塁に磨きをかける。このほど、指定校制で法学部への進学が決まった。 法大は 3 位で終えた昨秋、チームの総盗塁数がリーグ最少だっただけに、10 秒台ランナーの入部は刺激になるはずだ。(赤堀宏幸) ■法大・大島監督 「足の速い選手に期待したい。(今月の)練習会は見たが、(100 メートル走)10 秒台とは知らなかった」 ■大高 拓磨(おおたか・たくま) 2006(平成 18)年 10 月 3 日生まれ、18 歳。茨城・古河市出身。小 3 で軟式野球を始め、総和中時代は、硬式の小山ボーイズで遊撃手と投手。静岡・聖隷クリストファーでは 1 年夏からベンチ入りし、夏は 4 強、8 強、準優勝。50 メートル走 5 秒 9。遠投 110 メートル、投手として最速 140 キロ。165 センチ、67 キロ。右投げ右打ち。家族は両親と妹。