帝京三が快勝!春の高校野球関東大会開幕戦を制す
帝京三が春の高校野球関東大会の初戦を4-2で勝利。主将・阿武正人の活躍が光りました。

帝京三が初戦を突破
第77回春季関東地区高校野球大会が茨城県内で開幕し、帝京三(山梨2位)は藤代(茨城3位)に4―2と快勝しました。試合のハイライトは、五回に帝京三の先頭打者・阿武正人主将(3年)の気迫あふれるヘッドスライディングでした。171センチ、90キロの体で一塁に頭から突っ込む姿は、スタンドもベンチもどっと沸かせました。
阿武主将の活躍
阿武主将はこの日、5番・一塁手で出場。一回には中前適時打でチームに2点目をもたらしました。しかし、三回の守備でミスをし、二塁への悪送球で三塁走者が生還し、1点を返されました。それでも、チームは四回に2点を加えて引き離し、阿武主将は五回の全力疾走で自らのミスを取り返すべく奮闘しました。
監督の評価
大牧大輔監督は阿武主将について、「彼の頑張りが人と運を引きつける。不器用でも一生懸命やればなんとかなる、というところを見せてくれるんです」と評価しました。昨秋、仲間に推されて主将になった阿武主将は、守備は決して得意ではないものの、練習に人一倍打ち込む姿勢が周囲に認められています。
次の試合に向けて
19日の2回戦で帝京三は浦和学院(埼玉1位)と対戦します。初戦の山梨学院(山梨1位)は叡明(埼玉2位)と対戦します。今後の試合でも、帝京三の活躍が期待されます。