桐生第一・大塚蓮央、公式戦初打席で逆転サヨナラ打「頭が真っ白になった」【春季高校野球関東大会】
桐生第一の大塚蓮央外野手が公式戦初打席で逆転サヨナラ打を放ち、チームを勝利に導いた。

桐生第一・大塚蓮央、公式戦初打席で逆転サヨナラ打
2025年5月18日、春季高校野球関東大会2回戦で桐生第一(群馬)が東亜学園を10-9で破り、勝利を収めた。試合は延長10回に突入し、タイブレークの末、桐生第一が2点を返して逆転サヨナラ勝ちを決めた。
大塚蓮央の活躍
代打として登場した大塚蓮央外野手(2年)は、1死一、二塁の場面で左越えの逆転2点三塁打を放ち、チームを勝利に導いた。大塚は「打席に入る前に、監督に思い切っていけと言われて、中途半端なスイングをしたら、ベンチに入れなかった仲間に申し訳ないと思った。頭が真っ白になった」と語った。
カウント2-2からの直球
カウント2-2からの直球をたたき、逆転サヨナラ打を放った大塚。今春の県大会ではベンチ外だったが、指導者から練習中の気持ちの弱さを指摘され、「今のままではベンチ入りできない」とハッパをかけられて発奮。東京遠征の練習試合で右中間に特大ホームランを打ち、関東大会で初めてのベンチ入りを果たした。
日本一を目指して
日本一を目指して桐生第一に入学した左の強打者、大塚蓮央。今泉壮介監督の期待にしっかりこたえ、チームの勝利に大きく貢献した。