大相撲夏場所:伯桜鵬が自己最速の勝ち越し達成、右腕負傷も不屈の闘志
大相撲夏場所で伯桜鵬が自己最速の勝ち越しを達成。右腕負傷にもかかわらず、不屈の闘志を見せた。

伯桜鵬、自己最速の勝ち越し
大相撲夏場所9日目、東前頭9枚目の伯桜鵬(21)が千代翔馬(33)を押し出して8連勝を達成し、勝ち越しを決めました。これは伯桜鵬にとって幕内5場所目での自己最速となる9日目での勝ち越しでした。
右腕負傷も不屈の闘志
伯桜鵬は初黒星を喫した中日の取組で右腕を負傷し、悪化させたとされています。しかし、彼はテーピングを施し、試合中も何度か気にするそぶりを見せながらも、「どこか痛いとか言っていられない。明日の一番をやり切りたい」と力を込めました。
大関大の里の連勝
初の「綱とり」に挑む大関大の里(24)は宇良(32)を送り出し、9連勝で単独首位を守りました。横綱豊昇龍(25)は一山本(31)をはたき込んで7勝目を挙げ、大関琴桜(27)は小結高安(35)を上手出し投げで破って6勝目をマークしました。
伯桜鵬の闘志
伯桜鵬は大関経験者の正代に頭で当たり、鋭い出足で一気に寄り切って「中に入って速攻というイメージだった」と手応えを語りました。彼の不屈の闘志と速攻のスタイルが、今場所の大きな注目を集めています。
今後の展望
伯桜鵬は右腕の負傷を抱えながらも、明日の一番に向けて意欲を見せています。今後の活躍が期待される中、ファンたちも彼の闘志に注目しています。