【F1】角田裕毅の今後の課題と期待:エミリアロマーニャGPの結果から見えるもの
F1エミリアロマーニャGPで角田裕毅が10位入賞を果たしたが、専門メディアからは厳しい評価が寄せられた。今後の課題と期待について詳しく解説。

角田裕毅のエミリアロマーニャGPでの奮闘
2025年5月18日に行われたF1エミリアロマーニャGP決勝で、レッドブルの角田裕毅(25)は最後方20番手スタートから10位入賞を果たした。しかし、この結果に対し、海外メディアからは厳しい評価が寄せられた。
予選での大クラッシュ
角田は予選Q1でビルヌーヴ・シケインでの大クラッシュを起こし、最後尾の20番手からのスタートを余儀なくされた。このクラッシュについて、英モータースポーツ専門メディア「ザ・レース」は、「受け入れがたい愚かな行為だった」と厳しく指摘した。
決勝での執念の追い上げ
決勝では、ピットレーンからのスタートで10位まで挽回し、1ポイントを獲得した。しかし、同僚のマックス・フェルスタッペンが圧倒的な速さで優勝したことから、2台の間の〝格差〟が注目を集めた。
専門メディアからの厳しい評価
「ザ・レース」は、「角田はコンスタントに結果を出していく必要がある」と述べ、昇格後は合計7ポイントしか獲得できていないことを指摘した。また、レッドブルが角田への信頼を失っていないものの、2026年またはそれ以前にチームでの地位が脅かされることがないように、より良い成績を出す必要があると強調した。
今後の課題と期待
フェルスタッペンが改良されたマシンの戦闘力の高さを示しただけに、角田には今後上位争いが厳命されそうだ。角田が今シーズン中に去就問題へ発展する可能性も示唆されており、今後の活躍が注目される。