張本智和、2回戦でインドのエースを撃破

5月20日、世界卓球2025の男子シングルス2回戦で張本智和（21=トヨタ自動車／世界ランク4位）がタッカー（25=インド／同48位）をゲームカウント4-2で下し、3回戦に駒を進めた。

2回戦のハイライト

第1ゲームでは、相手の堅実かつナックル気味のバックハンドに苦しんだ張本だったが、3度目のゲームポイントを強気のプレーで押し切り13-11で先制する。

第2ゲームは3球目攻撃で得点を重ねて大量リード。後陣から強烈なバックドライブを決めるスーパープレーも見せて相手を圧倒した。

第3ゲームはラリー戦で先にミスが出て、ゲームを奪われるも、第4ゲームでは中盤からフォアを振り抜いて張本が王手をかけた。

第5ゲームは終盤相手にフリック強打を決められ張本がゲームを落としたものの、第6ゲームは我慢強く返球してリードを広げる展開。最後は相手のフォアハンドがネットにかかり、張本が勝利した。

3回戦は戸上隼輔との日本人対決

3回戦は16強入りをかけてライバルの戸上隼輔（23=井村屋グループ／同30位）と激突する。両者の対決は今大会の注目の一つとなっている。

試合結果

• 張本智和 4-2 タッカー（インド）
  • 13-11/11-3/9-11/11-6/9-11/11-3

今後の展望

張本智和と戸上隼輔の対決は、日本卓球界の未来を占う重要な試合となる。両者の実力は拮抗しており、熱戦が期待される。