阪南大が1部残留を決める壮絶な戦い!近畿学生野球入れ替え戦の熱狂
阪南大が神戸大との壮絶な近畿学生野球入れ替え戦を制し、1部残留を決めた試合の詳細と選手たちの奮闘を紹介。

阪南大が近畿学生野球の1部残留を決めるため、神戸大との入れ替え戦で壮絶な戦いを繰り広げました。序盤に3点をリードされる苦しい展開から、4回に犠牲フライで1点を返し、5回には1番・中村昂太(1年=済美)の中前適時打で1点差に迫りました。
6回、この回先頭の4番・中浜遥斗(3年=履正社)が左翼越えの同点ホームランを放ち、試合は3―3でタイブレークの延長戦へ。10回、中浜は2球続けてバントを失敗するも、センターへ2点二塁打を放ち、さらに犠牲フライで1点を追加しました。
10回裏、神戸大の反撃をしのぎきった阪南大は、1部残留を決めました。試合後、垣下真吾監督は「本当に苦しいシーズンでしたが、若い選手たちは経験ができたと思う。秋に向けて再スタートを切るチャンスをもらったので、チームを立て直して優勝を狙えるチームにしたい」と、次シーズンでのリベンジを誓いました。
この試合は、阪南大の選手たちの不屈の精神と戦術的な勝利を象徴するものとなりました。今後の活躍にも期待がかかります。