松本泰志の無尽蔵スタミナが光る

2025年明治安田Jリーグシーズンでは、様々な特徴を持つ選手が活躍しています。特に中盤を本職とする選手たちの能力は、サッカーの特性上、数値化が難しいとされていますが、今回はプレースタイルを分析し、5項目に分類して数値化を試みました。

13位：松本泰志（浦和レッズ）

生年月日: 1998年8月22日 所属クラブ: 浦和レッズ 能力値: 78（攻撃力80、テクニック75、スピード85、パワー75、守備力75） スペシャリティ: 無尽蔵のスタミナ

松本泰志は、無尽蔵のスタミナを惜しむことなく使い、広域を走り回り、攻守の多くの局面に関わります。中盤ならどこでもプレーできる彼は、特にボランチからの推進力の高さを生かした距離の長い飛び出しを得意としています。

オフザボールの天才

マンツーマンの守備をベースとするチームにとって、オフで引き剥がしてくる彼の動きは特に厄介です。高校時代はドリブラーとして名を馳せたこともあり、必要な局面ではボールを持って独自で打開するシーンも生み出せます。しかし、浦和レッズではマテウス・サヴィオや金子拓郎など、周囲にドリブル能力の高いアタッカーが揃っているため、オフの動きで違いを見せる意識が強まっています。

万能型MFとしての強み

松本泰志は、基本は万能型のMFであり、中盤でビルドアップに関わったり、意外性のあるサイドチェンジでオープンスペースからのサイドアタックを誘うなど、引き出しの多さで、色んなタイプの選手と問題なく組めるのが彼の強みです。

守備と攻撃の課題

守備では前からボールを奪いに行ったり、セカンドボールを回収して自分たちの攻撃につなげるのが得意ですが、引いて耐えるような守備ではポジショニングに課題が出ることもあります。シュートやラストパスの精度にも課題があり、チャンスに関わる回数の多さに比較すると、ゴールやアシストの数はやや物足りないところがあります。

結論

松本泰志の無尽蔵スタミナと万能プレーは、2025年Jリーグシーズンにおいても大きな武器となっています。彼の今後の活躍に期待が寄せられます。