ヤニック・シナー、全仏オープンで6年連続初戦突破!ストレート勝ちで勢いをアピール
世界ランク1位のヤニック・シナーが全仏オープンで6年連続初戦突破を果たし、ストレート勝ちで勢いをアピール。

テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は日本時間27日(現地26日)、男子シングルス1回戦が行われ、第1シードのJ・シナー(イタリア)が世界ランク75位のA・リンデルクネシュ(フランス)を6-4, 6-3, 7-5のストレートで下し、6年連続6度目の初戦突破を果たしました。
シナーの活躍
23歳で世界ランク1位のシナーが同大会に出場するのは6年連続6度目。最高成績は昨年のベスト4となっています。シナーは今季、1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で優勝しました。しかし2月、昨年3月に禁止薬物クロステボルが検出されたことにより、2月9日から5月4日まで約3ヵ月の出場停止処分が決定しました。
復帰後の活躍
そのシナーは出場停止処分を終え、母国イタリアで今月開催されたBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)から復帰。シナーは順調に勝ち進み決勝でC・アルカラス(スペイン)に敗れ準優勝となっていました。
1回戦の詳細
1回戦の第1セット、両者サービスキープが続き迎えた第10ゲームでシナーがブレークに成功し先行しました。続く第2セット、第4ゲームでブレークを果たしたシナーはこのセットも奪い勝利に王手をかけました。そして第3セット、シナーは序盤で2つのブレークを許し0-4とリードされるも、その後3度のブレークを奪いストレート勝ちを収めました。
次戦の相手
勝利したシナーは2回戦で、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している世界ランク166位のR・ガスケ(フランス)と対戦します。ガスケは1回戦で同じくワイルドカードで出場した同121位のT・アトマン(フランス)を下しての勝ち上がりです。
シナーの今後の活躍に注目が集まります。