2025年5月31日、バスケットボール男子・Bリーグを3季ぶりに制した宇都宮ブレックスが、宇都宮市内で優勝パレードを開催しました。沿道には約5万人のファンが集まり、歓喜に包まれました。

パレードでは、選手たちがトレーラーに乗り込み、中心市街地の約1キロを約30分間かけて移動しました。2季連続でレギュラーシーズンの最優秀選手（MVP）に輝いたD・J・ニュービルや比江島慎ら選手たちは、手を振ったり、チャンピオントロフィーを高く掲げたりして、ファンの声援に応えました。

田臥勇太主将は「ファンの皆さんと勝ち取った優勝だ」と喜びをかみ締めました。また、今季途中に急逝したケビン・ブラスウェル監督（享年46）にささげる日本一でもありました。

沿道から手を振った宇都宮市の公務員、安藤祐太さん（28）は「悲しく、苦しい時もあるシーズンだったが、最後に大きな喜びを届けてくれた。チームに感謝したい」と声を弾ませました。

宇都宮ブレックスは27日のチャンピオンシップ決勝第3戦で、琉球ゴールデンキングスに73―71で勝利し、3度目の頂点に立ちました。