2025年プロ野球ドラフト1位ルーキーの活躍と課題:侍ジャパン選出選手も注目
2025年プロ野球ドラフト1位ルーキーの現在地を徹底分析。侍ジャパン選出選手を含む12人の活躍と課題を紹介。

阪神・伊原陵人投手
阪神の伊原陵人投手は、開幕から6試合で無失点と好調を維持。4月20日の広島戦でプロ初先発し、5回無失点で初勝利を挙げた。その後も順調に白星を重ね、4勝1敗、防御率1.09と期待通りの活躍を見せている。
中日・金丸夢斗投手
大学時代から左肩痛を抱えていた金丸夢斗投手は、5月5日のDeNA戦でプロ初先発。6回2失点の好投を見せたが、初黒星を喫した。その後も3試合連続でクオリティースタートを記録しているが、初勝利はまだ手にしていない。
広島・佐々木泰内野手
3月5日のDeNAとのオープン戦で左大腿裏の肉離れを発症した佐々木泰内野手は、5月20日にプロ初昇格。同22日のヤクルト戦でプロ初安打を含むマルチ安打を放ち、7試合で打率.192を記録している。
ヤクルト・中村優斗投手
1月の自主トレ中に下半身のコンディショニング不良で出遅れた中村優斗投手は、2軍で6試合に登板し、0勝0敗、防御率2.25。24イニングで23奪三振と順調に復調している。
DeNA・竹田祐投手
3月の巨人とのオープン戦で左足に打球が直撃した竹田祐投手は、1軍登板はまだなく、2軍で7試合に登板し、0勝4敗、防御率3.62。被安打36と被打率が高く、成長が待たれる。
巨人・石塚裕惺内野手
セ・リーグ唯一の高校生ドラ1である石塚裕惺内野手は、3月の2軍戦で左有鉤骨鉤骨折が判明し、復帰に時間を要した。2軍戦で8試合に出場し、打率.231を記録している。
楽天・宗山塁内野手
今季50試合中45試合でスタメン出場した宗山塁内野手は、打率.246、2本塁打、13打点。5月22日の西武戦でプロ初のサヨナラ打となる中犠飛を放ち、遊撃のポジションを担っている。
オリックス・麦谷祐介外野手
38試合に出場した麦谷祐介外野手は、打率.254、0本塁打、5打点。4月29日のロッテ戦でサヨナラ打を放ち、リーグ4位タイの8盗塁を記録している。
ロッテ・西川史礁内野手
侍ジャパンにも選出された西川史礁内野手は、不振と体調不良で出場選手登録を2度抹消され、打率.145、0本塁打、3打点。プロの壁にぶち当たっている印象だ。
ソフトバンク・村上泰斗投手
2軍戦での登板はまだない村上泰斗投手は、今後の活躍が期待される。
日本ハム・柴田獅子投手
二刀流の柴田獅子投手は、2軍で5試合に登板し、防御率1.50。打者としては24試合に出場し、打率.109、0本塁打、3打点。
西武・斎藤大翔内野手
右肩痛からの復活を目指す斎藤大翔内野手は、2軍戦2試合に出場し、5月4日のオイシックス戦で初安打初打点を記録した。
高い素質を評価され、晴れのドラフト1位で指名された12選手。即戦力として期待された選手もいれば、将来性を買われた選手もいる。アマ時代とは異なる野球漬けの日々を過ごす中で、レベルアップを模索している。