熊坂光希、日本代表初招集で感じた緊張と成長の軌跡【Jリーグ】
柏レイソルの熊坂光希が日本代表に初招集。高校時代からの成長と今後の目標について語る。

熊坂光希、日本代表初招集での緊張と期待
2025年6月2日、森保一監督率いる日本代表は北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のオーストラリア戦に向け、パースでのトレーニングを開始しました。この中で、柏レイソルのMF熊坂光希が初めて日本代表に招集されました。
緊張のトレーニング初日
トレーニング初日は大雨に見舞われましたが、選手たちは約1時間半のメニューをこなしました。初招集の熊坂はトップバッターで取材に応じ、まだ硬い表情を見せました。
「(他の選手と)まだそこまで喋れていないです。試合まで時間も無いので、しっかりコミュニケーションを取りたいなと思います」
同期の細谷真大との絆
熊坂は、柏の同僚でアカデミーから同期の細谷真大に頼っていると話しました。
「基本、細谷真大と一緒にいますけど……。これからもうちょっと話していけたらなと思います。海外組とはまだあまり話していないですけど、FC東京の俵積田(晃太)とはさっき少し話したりしました」
高校時代からの成長
パリ五輪に出場し、2022年からA代表に選出されている細谷と比べ、今年に入ってからの急成長でここまで上り詰めた熊坂。
「高校時代の自分だったら考えられないし、そのときに真大はトップに上がって活躍していたので、その真大と一緒に今回代表に入ることができたのは、本当に感慨深いです」
今後の目標
Jリーグでの活躍と今回の代表選出で、今夏にも海外にステップアップするのではとの声も上がっています。しかし、熊坂は次のように断言しました。
「レイソルですごくいい状態でやれていると思うし、まずはそこで自分のプレーを全力でやることかなと思います」
代表で一回り大きくなり、柏のJ1優勝に向け活躍してくれそうだ。