大谷翔平の孤軍奮闘も守護神の炎上でドジャースが2連敗 MLB最新戦況
大谷翔平が23号ソロホームランを放つも、守護神の失点でドジャースが2連敗。延長戦での激闘と試合の詳細を解説。

大谷翔平の活躍
2025年6月2日、ロサンゼルスのドジャーススタジアムで行われたドジャース対メッツ戦で、大谷翔平選手が「1番・DH」として出場しました。七回2死の場面で、大谷は右翼にメジャートップとなる23号ソロホームランを放ち、4打数1安打2打点の成績を残しました。これにより、大谷はナ・リーグ単独トップの本塁打数でマリナーズのローリーと並びました。
延長戦での敗戦
試合はタイブレークの延長十回に突入し、ドジャースの守護神スコットが2失点を喫しました。大谷が挙げた2得点で球場のボルテージは最高潮に達しましたが、今季低調の左腕が延長で失点を重ねると、球場は静まり返りました。結果、ドジャースは3-4でメッツに敗れ、2連敗となりました。
大谷の今後のスケジュール
試合前には、大谷は投手復帰プログラムの一環でキャッチボールを行いました。5月31日に右肘の手術後、2度目となるライブBP(実戦形式の打撃練習)登板後、中1日を空けてスローイングを再開しました。今週末に3度目の打者との対戦を見込んでいます。
長嶋茂雄さん追悼
試合開始前には、大谷は自身のインスタグラムを更新し、この日、肺炎のため死去した巨人軍終身名誉監督の長嶋茂雄さんを追悼しました。今年3月に東京ドームで開催された開幕シリーズ直前で撮影したツーショット写真など3枚を投稿し、「心よりご冥福をお祈りいたします」と記しました。
今後の展望
大谷は今シーズン、自身と球団最多に並ぶ月間15本塁打を放ち、MLB公式サイトのサラ・ラングス記者によれば、開幕60試合で23本塁打を放ったのは球団新記録です。1955年デューク・スナイダーの22本を上回りました。今後の活躍が期待されます。