早稲田大学野球部、長嶋茂雄氏の力を借りて3連覇達成!神宮球場で熱戦制す
早稲田大学野球部が神宮球場で行われた優勝決定戦を制し、3連覇を達成。長嶋茂雄氏の偉大な力が勝利に導いたと監督が語る。

早稲田大学野球部、3連覇の偉業達成
2025年6月4日、神宮球場で行われた東京6大学野球の優勝決定戦で、早稲田大学野球部が明大を6-5で破り、3連覇を達成しました。この勝利は、連盟創設100周年にふさわしい大混戦の春を制するものでした。
試合のハイライト
初回に早稲田が4点を先制し、勝負あったかに見えましたが、エースの伊藤樹投手が3回に逆転3ランを浴びるなど一挙5失点。しかし、5回に寺尾拳聖外野手が2点適時打を放ち、試合を決めました。伊藤投手はその後立ち直り、0を刻みました。
長嶋茂雄氏の影響
前日に89歳でこの世を去った6大学OBで立大出身の長嶋茂雄氏を弔う熱戦を制し、小宮山悟監督は「無風状態だったのに、風が吹いた」と不思議そうに語りました。「ひょっとしたら空の上から(長嶋さんが)見て、ちょっとだけ早稲田に力を貸してくれたのかな」と述べました。
今後の展望
早稲田大学野球部は、9日開幕の全日本大学選手権に出場します。6大学の代表として、先人たちが築いた伝統に恥じぬ戦いを見せることを誓っています。
【写真】小宮山悟監督を胴上げする早大ナイン