日本代表の守備の要、町田浩樹が語る決意と期待「まだ確約された立場じゃない。アピールする気持ちもある」
日本代表DF町田浩樹がアジア最終予選第9節・オーストラリア戦に向けて意気込みを語りました。守備の柱としての役割と期待に応える決意を披露。

町田浩樹の代表復帰と意気込み
昨年11月以来の代表復帰となった町田浩樹。アジア最終予選第9節・オーストラリア代表戦を前に、彼は取材に応じ、以下のように語りました。
「やっぱりあの場に立っていたかったっていう気持ちはありました。ただ、仲間たちが決めてくれた安心感と両方の気持ちで見てました」
昨年11月以来の代表復帰となる今シリーズ。板倉滉も伊藤洋輝も谷口彰悟もいない守備陣の中で、町田に期待されるものは大きいです。
「僕自身まだ全然確約された立場じゃない。アピールという気持ちもある」
代表歴の浅い選手が多いことについて聞かれると、町田は以下のように意気込みました。
「バラバラにならないことが一番大事だと思う。守備のスイッチの入れ方というのは意識的に強く発していきたい」
ユニオン・サンジロワーズでの活躍
所属するユニオン・サンジロワーズでは90年ぶりのリーグ制覇に貢献。昨夏のステップアップ移籍が叶わなかったことでモチベーションの低下が心配されましたが、高水準のプレーでチームを支えました。
「本当に難しいシーズンで、うまくいかない期間もあった中で、最後にあれだけ優勝争いで勝ち点を積めたのはすごい自信になりました。今までのシーズンに比べて、戦力は落ちていたと思いますけど、しっかり優勝をもぎ取れたのは自信になった」
最終予選に向けてのポイント
深めた自信を携えて臨む最終予選ラスト2試合に向けて、町田は以下のようにポイントを指摘しました。
「勝ち癖というか、そういう苦しい試合を勝ちに持ってくるというのは、代表でも生かせると思う。ユニオンではセットプレーで苦しい試合を取れていた。それは代表も同じ」
オーストラリア戦に出場すれば、自身17試合目の代表戦。町田にはチームの守備を引き締める役割とともに、190センチという高さを生かした代表初ゴールも期待されます。