【ラグビー指導者】田村義和の軌跡と静岡ブルーレヴズの挑戦
静岡ブルーレヴズのアシスタントコーチ、田村義和のラグビー人生とチームの挑戦を紹介。

田村義和のラグビー人生
田村義和、愛称「デンさん」は静岡ブルーレヴズのアシスタントコーチであり、スクラムを担当しています。彼は2010年度から7シーズンにわたり、右PRとしてチーム(当時はヤマハ発動機ジュビロ)のために戦いました。2017年に現役を引退後、コーチに転身しました。
選手時代の苦労
デンさんは現役時代、5つのチームに在籍し、多くの苦労を経験しました。サントリーフーズやセコムでのプロ契約の続行が難しかったことから、ヤマハ加入時には社員になることにこだわりました。
自衛隊でのラグビー
デンさんは青森の高校を卒業後、千葉の習志野自衛隊に入隊し、ラグビーを始めました。落下傘降下部隊である第1空挺団で活躍し、中隊から代表チームに抜擢されました。
釜石SWでの活躍
自衛隊を除隊後、デンさんはラグビーを中心に据えるため、釜石SWに移籍しました。ここでも彼はごみ収集やくみ取りなどの仕事をこなしながら、ラグビーに打ち込みました。
静岡ブルーレヴズの挑戦
現在、デンさんは静岡ブルーレヴズのアシスタントコーチとして、チームをリーグワンの頂点に導くために奮闘しています。昨年度からは社員を離れ、プロコーチとして新たな挑戦を始めました。
今後の目標
デンさんの目標は「日本一」です。そのため、自身も勝負に出て、60歳定年まで15年ほどを残しながら、ラグビーにさらに突き進む覚悟です。
(文:鎮 勝也)