J2札幌高嶺朋樹の活躍も後半失点でドロー、前半戦13位で終了
J2札幌が今治戦で高嶺朋樹の活躍も後半失点により2-2でドロー。前半戦を13位で終了し、昇格への道のりは険しい状況。

J2札幌は15日、プレミストドームで行われた明治安田J2第19節の今治戦で、高嶺朋樹のプロ初となる2得点を挙げるも、後半の失点により2-2で引き分けました。これにより、札幌は前半戦を13位で終了し、プレーオフ圏の6位磐田との勝ち点差は10に広がりました。
前半36分に先制を許した札幌は、後半13分にMF近藤友喜がPKを獲得。高嶺朋樹が一度は相手GKにセーブされながらも、こぼれ球を押し込んで同点としました。さらに24分には高嶺が左ミドルを決めて逆転に成功しましたが、46分に追いつかれ、2-2で試合終了。
岩政大樹監督は「必要な勝ち点を得られなかったという意味では、もったいない試合」と悔しさを口にしました。また、新加入の宮大樹と浦上仁騎をセンターバックで起用し、宮は声で仲間を鼓舞し、浦上も球際の強さと運動量で存在感を示しましたが、2失点での引き分けに終わりました。
前半戦を6勝4分け9敗の勝ち点22で終えた札幌は、後半戦での爆発が不可欠です。主将の高嶺は「ホームで全勝するくらいの勝ち点でないと昇格には届かない。必ず勝っていきたい」と意気込みを語りました。
今後の試合では、新加入選手の活躍とチーム全体の連携が鍵となります。戦いはまだ半分残っており、札幌の昇格への道のりはこれからが正念場です。