角田裕毅、18番グリッドから12位へ!F1カナダGPでの奮闘と今後の展望
2025年F1カナダGPで、角田裕毅が18番グリッドから12位に躍進。レースの詳細と今後の戦略を紹介。

角田裕毅のカナダGPでの奮闘
2025年F1カナダGP決勝で、レッドブルの角田裕毅は18番グリッドからスタートし、見事12位でフィニッシュしました。角田はFP3で赤旗時に他車を追い抜いたことで10グリッド降格ペナルティを受け、さらに2台がピットレーンスタートとなったため、18番グリッドからのスタートとなりました。
レース戦略とタイヤ選択
角田はハードタイヤで非常に長いファーストスティントを走り、70周のレースの56周目に唯一のピットストップを行い、ミディアムタイヤで最後まで走り切りました。最終スティントでは64周目に13番手まで上がった後、セーフティカーが出動。ランド・ノリス(マクラーレン)のクラッシュにより、角田はひとつ順位を上げ、12位という結果に終わりました。
角田のコメント
「今日のペースは悪くなかったと感じました。18番手スタートからいくつかポジションを上げることができましたが、ミディアムタイヤで走行中、ひどいトラフィックのなかを走ることになり、ダーティエアの中で最大限のパフォーマンスを発揮することができませんでした。また、セーフティカーも僕たちのレースにとって最適なタイミングではありませんでした。」
今後の展望
「少なくとも、昨日の混乱した一日とは違って、今日はクリーンなレースができました。今週末はマシンにいくつか改良やアップグレードを施しました。今、前向きな方向に進んでいると思います。今日はこれが僕たちに可能な最善の結果でしたが、僕はもっと上を目指しています。チームと共に振り返りを行い、気持ちをリセットしてから、大好きなサーキットであるオーストリアに向かうのを楽しみにしています。今の僕の焦点は、マシンに対する自信と信頼を築くことです。次はホームの観客の前で良い結果を出せることを願っています。」