松田隼風がハノーファー96に完全移籍!2028年までの契約でトップチーム入り
21歳の松田隼風がハノーファー96に完全移籍し、2028年までの契約でトップチーム入りが決定。今後の活躍に期待が高まる。

ブンデスリーガ2部に所属するハノーファー96は、2025年6月19日、松田隼風を完全移籍で獲得したことを正式に発表しました。契約期間は2028年までとなっており、松田は新たな挑戦に臨みます。
松田隼風は現在21歳で、2023年夏に提携クラブである水戸ホーリーホックからハノーファー96のセカンドチームに期限付きで加入しました。左サイドバックとしてレギュラーの座を掴み、今季はドリッテ・リーガ(ドイツ3部相当)で34試合に出場し、1ゴール4アシストを記録しました。
U-20日本代表としても15キャップを重ねた松田は、今後、新監督クリスティアン・ティッツのもとトップチームの一員としてプレーすることになります。クラブの公式ウェブサイトを通じて、松田は以下のようにコメントしています。
「ハノーファー96での2年間のレンタルを経て、正式にこの伝統あるクラブの一員になれたことを大変光栄に思います。ハノーファーの街はとても素敵で、すぐに居心地の良さを感じるようになりました。これからも毎日最善を尽くし、練習でアピールして、チームの力になれるよう頑張ります。」
強化担当のマルクス・マン氏は、松田の成長と貢献を評価し、以下のように述べました。
「隼風は2年前、まだとても若い選手として母国の日本からハノーファーへと大きな一歩を踏み出した。ここで着実に成長を続け、昨年はU-23チーム(セカンドチーム)の昇格にも貢献してくれたし、今季は3部リーグでも存在感を発揮した。だからこそ、彼のキャリアをここで継続させたいと考え、水戸ホーリーホックと良い話し合いの末、完全移籍での獲得に至った。」
ここ2シーズンはトップチームでの公式戦出場はなかった松田ですが、21日の新シーズン始動に合わせて合流予定です。プレシーズンを経て、トップチームでのポジション争いに挑むことになります。今後の活躍が期待されます。