クリス・ポールが2025-26シーズン限りでの引退を示唆した。ポールは、キャリア20年目を迎え、昨季はサンアントニオ・スパーズで全82試合にフル出場し、平均8.8点、7.4アシストを記録した。

キャリアの黄昏

ポールは、現地時間7月6日に開催された“アメリカン・ブラック・フィルム・フェスティバル”で、スポーツジャーナリストのジェレミー・ヒルのインタビューに応じた。その中で、「高いレベルでプレーしているが、キャリアの黄昏時にあると言っていい。あとどれくらいプレーするつもりなの？」と問われ、笑いながら「せいぜい1年かな」と答えた。

家族との時間

ポールは、この数年間、子どもたちや家族と過ごせていないことを強調。彼のおばあちゃんは、彼がプレーする試合を毎晩欠かさず見てくれているが、その瞬間にハグしたり、叔父や叔母に会ったりすることは、したくてもなかなかできないと語った。

最後のチャンス

ポールは、2025-26シーズン限りでの引退を示唆した。もしそうなってしまうのならば、最後にリーグ制覇という悲願を成就させ、有終の美を飾ってコートを去ってほしいところだ。