東京ガスラグビー部50周年の新たな挑戦:新名称「Blue Flames」が掲げる完全燃焼の誓い
創部50周年を迎えた東京ガスラグビー部が新名称「Tokyo Gas Blue Flames」を発表。地域に根差した活動とリーグワン昇格への熱意を、豪華ゲストを招いた式典で表明。

半世紀の軌跡と新たな挑戦
大田区長・鈴木晶雅氏が「区民のランニングコースの一部」と語る大森グラウンドを拠点に、東京ガスラグビー部は7月7日、創部50周年記念式典を開催。帝京大・相馬監督ら大学ラグビー界の重鎮やリーグワン関係者ら150名が集結し、歴史的瞬間を祝福した。
進化するチームアイデンティティ
- 新エンブレム:炎をモチーフに躍動感あるデザイン
- 名称変更:Tokyo Gas Blue Flames(従来の「ラグビー部」表記を刷新)
- 戦闘服リニューアル:伝統の紺色に炎のグラデーションを採用
地域と共に歩む30年の実績
活動内容 | 実績 |
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青少年育成 | 大田区・品川区のラグビー教室運営 |
施設開放 | 週2回の高校部活動練習場提供 |
イベント共催 | 年4回の地域交流戦実施 |
リーグワン理事長・玉塚元一氏は式典で「企業スポーツの新たなモデルケース」と評価。2025年3月には東京都から『スポーツ推進モデル企業』に選定されるなど、社会人チームとしての存在感を増している。
完全燃焼への戦略
- 強化方針:大学・企業間の人的交流拡大
- 施設整備:2026年度までに天然芝グラウンド改修
- 国際連携:NZ・カンタベリー地方チームとの交流戦計画
「炎のように激しく、しかし持続的に燃え続けるチームを目指す」 (東京ガススポーツ部長・山田一郎)
次世代を担うU20選手の育成プログラム拡充や、試合観戦者向けのスタジアム体験向上策など、新時代を見据えた取り組みが加速している。