【緊急】ヤンキース・ジャッジ右肘炎症で戦線離脱 打撃三冠王のIL入りがチームに与える衝撃
ヤンキースの主軸アーロン・ジャッジが右肘炎症で10日間のIL入り。打率・本塁打・打点でリーグトップクラスの活躍中に負傷。復帰後はDHでの起用が決定し、チーム戦略に大きな影響を与える事態に発展。

エース級選手の不測の離脱
ニューヨーク・ヤンキースのブーン監督は7月26日、チームの顔であるアーロン・ジャッジ外野手(33)を右肘滑膜炎により10日間の負傷者リスト(IL)入りさせることを正式発表した。今季103試合で打率.342・37本塁打・85打点と三冠王レースを席巻していたスラッガーの離脱は、地区首位を走るチームに深刻な打撃を与える。
負傷の経緯と経過
- 7月22日 ブルージェイズ戦での送球時に違和感
- 翌23日~25日 痛み止め注射で出場継続
- 26日 画像診断で炎症判明(MRI検査結果詳細)
- 医師団「2週間の安静投球禁止」を指示
戦力ダウンのリスク管理
チーム医療スタッフは「反復的な投球動作が患部に負荷を与える」と判断。復帰後は指名打者(DH)専任での起用が決定した。ジャッジ本人は「チームのためならどんな役割でも」とコメントしているが、守備機会の減少がOPS+158という超攻撃的数値に影響するか注目される。
代替要員の動向
選手名 | 守備位置 | 今季打率 | 備考 |
---|---|---|---|
オズワルド・ペルーサ | 右翼 | .278 | 守備力重視 |
トレント・グリシャム | 中堅 | .245 | 俊足を武器 |
ポストシーズンへの影響
ヤンキース首脳部は8月1日のトレード期限前に外野補強を検討。ESPNアナリストは「DH起用で打線の厚みが減少するため、代わりの守備要員獲得が急務」と指摘している。チームの得失点差+132という圧倒的攻撃力の維持が、ワールドシリーズ制覇への鍵となる。