J2札幌MF荒野拓馬が新体制初勝利を導く!レジェンド小野伸二の教えを若手に注入
J2札幌のMF荒野拓馬が新体制初戦を勝利で飾り、レジェンド小野伸二の教えを若手に伝授。

J2北海道コンサドーレ札幌のMF荒野拓馬(32)が、新体制初戦を勝利で飾りました。荒野は、レジェンド小野伸二の教えを若手に注入し、チームの流れを変える役割を果たしました。
新体制初戦の勝利
札幌は14日、ホーム・秋田戦(16日)に向けて宮の沢で調整を行いました。契約解除となった岩政監督に代わり、11日に就任した柴田慎吾監督(40)の下での初の戦いです。3試合ぶりに先発の可能性もある荒野は、「最初は大事なので、責任を持ってこの状況を支えていきたい」と強い自覚を持って臨みました。
レジェンド小野伸二の教え
12年のプロ入り後、2度シーズン途中での監督交代を経験した荒野。その際に同僚だった元日本代表MF小野伸二からかけられた言葉が脳裏によみがえりました。
「日々の練習もそうだし、1つの試合、1つのプレーで結果を出さなかったことで、こうやって監督が責任を取ることになる。人の人生も背負っているっていうことを重く感じながらプレーしていこう。」
荒野はこのアドバイスを思い出し、若手選手たちに熱く伝授しました。特に、先発で起用されている21歳のDF西野奨太や20歳のMF原康介に対して、「毎試合、そういった気持ちでやっていない」と厳しさも植え付けながら、更なる発奮を促しました。
チームの前進
プレーオフ圏の6位鳥栖から勝ち点8差という状況を脱するため、荒野は「みんなが同じ絵を見ながら前進できるように、声はかけていきたい」と語りました。道のりの険しさは分かっているが、前だけを向いて戦うことを強調しました。
「まずはチームがベースとする、走り、戦い、規律を守ること。強い気持ちを持って、一人一人が目の前の相手に負けないように戦わないと。」
荒野が先頭に立って闘争心を押し出し、チームの流れを変えることに成功しました。