EVIL、H.O.T.の蹂躙で辻陽太を撃破!『G1 CLIMAX 35』決勝進出
EVILがHOUSE OF TORTUREの組織的暴行により辻陽太を撃破し、『G1 CLIMAX 35』決勝進出を果たした。

EVILの非情な勝利
2025年8月16日、東京・有明アリーナで開催された『G1 CLIMAX 35』準決勝戦で、EVILがHOUSE OF TORTURE(H.O.T.)の組織的暴行により辻陽太を撃破し、決勝進出を果たしました。
試合の流れ
試合はゴングが鳴る前からプロレスの試合ではなくなっていました。EVILが奇襲を仕掛け、セコンドのディック東郷とドン・ファレが介入。辻陽太は3対1という絶望的な状況に追い込まれました。
辻陽太の反撃
辻陽太はH.O.T.の猛攻を耐え抜き、雪崩式のスパニッシュフライやブレーンバスターボムで反撃。場内からは大「陽太」コールが沸き起こり、その声援を力に変えました。
H.O.T.の闇
しかし、H.O.T.の闇はあまりにも深かった。辻陽太が必殺のジーンブラスターを狙うと、EVILはレフェリーを盾にし、リング上はH.O.T.の独壇場と化しました。
試合結果
最後は、辻陽太がコーナー最上段からゲレーロスペシャルを狙った瞬間、東郷とファレがその足を掴んで妨害。巨漢ファレが必殺のバッドラックフォールを敢行し、完全に意識を失った辻陽太に対し、EVILはダメ押しのSCORPION DEATHLOCK。レフェリーが試合をストップしました。
試合後のコメント
試合後、EVILはバックステージで悪意を隠そうとしませんでした。
EVIL「ハハハハハ!どんなもんじゃオラァ!俺がよぉ、今、何でここにいるかわかるか?地位と名誉と金だ!辻陽太、テメーはな、顔じゃねえんだよ、この野郎!いいかオイ、『G1 CLIMAX』今年のチャンプはこの俺だ!わかったか、よく覚えとけ!」
一方、非情な結末に夢を絶たれた辻陽太はノーコメント。その沈黙が、この敗北の重さと、H.O.T.という組織の異常さを何よりも雄弁に物語っていました。
写真提供
写真提供:新日本プロレス
プロレスTODAY