【FIBAアジアカップ2025】豪州3連覇に沸く決勝戦 中国の過剰ラフプレーが物議 審判裁定とHC乱入で波乱の幕引き

オーストラリア代表がFIBAアジアカップ2025決勝で中国代表を90-89で下し、大会3連覇を達成。試合終盤の中国選手の過剰なラフプレーが物議を醸し、審判の裁定や豪州HCの乱入も話題に。

歴史に残る激闘の決勝戦

2025年8月18日、キング・アブドゥラー・スポーツ・シティで行われたFIBAアジアカップ決勝戦は、3連覇を狙うオーストラリアと10年ぶり王座奪還を目指す中国の激突となった。両チームの得点推移は以下の通り:

クォーター 1Q 2Q 3Q 4Q
オーストラリア 17 24 27 22
中国 25 20 21 23

試合を揺るがした問題プレー

第4クォーター残り6分15秒、リバウンド争いで中国のテイ・スイホウ選手とオウ・シュンケツ選手が豪州選手に覆い被さる事態が発生。主審の笛が鳴り続ける中でもプレーを続行する中国選手に対し、豪州ベンチからアダム・キャポーンHCがコート内に乱入する異例の展開に。

主な問題点

  • 複数選手による継続的な身体接触
  • 審判の笛無視
  • ベンチスタッフのコート侵入
  • スポーツマンシップに反する行為

専門家の分析

新潟アルビレックスBBの川村卓也氏は中継で「国際試合で許されないレベルの接触プレー」と指摘。特に以下の点を問題視:

  1. プレー停止後の継続行為
  2. 相手選手の安全を脅かす姿勢
  3. ベンチ規律の欠如

ファン反応と大会の意義

ABEMAコメント欄では「熱戦に水を差す行為」「ラグビーとの境界線」などの指摘が相次ぐ一方、両チームの奮闘を称える声も。オーストラリアの3連覇達成で、アジアバスケットボール界の新たな歴史が刻まれた。

キャポーンHC:「勝利はチームの粘り強さの賜物だが、スポーツマンシップを重んじる姿勢こそ真の勝利者だ」

今後の課題

国際バスケットボール連盟(FIBA)は本件について調査を開始。今大会で計23件のテクニカルファウルが記録されるなど、競技の健全性維持が新たな課題として浮上している。

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