【スターダム】IWGP女子王者Sareeeが5★STAR GP準々決勝で敗退、小波が黒スプレーで挑戦表明
IWGP女子王者Sareeeが5★STAR GP準々決勝で敗退。小波が黒スプレーで挑戦表明し、大田区総合体育館での王座戦が決定。

新日本プロレスのIWGP女子王座を保持する〝太陽神〟Sareee(29)が、女子プロレス「スターダム」の真夏の祭典「5★STAR GP」初制覇を逃した。
ブルースターズBブロックを勝ち点11で1位通過したSareeeは準々決勝(20日、東京・後楽園ホール)に進出。同日に行われた決勝トーナメント1回戦で壮麗亜美を撃破した極悪軍団「H.A.T.E.(ヘイト)」の渡辺桃と対戦した。
公式戦で渡辺から勝利を収めているSareeeは、入場するなりヘイトに急襲され窮地に。場外戦ではヘイトのペースに飲み込まれいきなり劣勢に追い込まれた。
怒り心頭のSareeeはリングに戻ると猛攻を浴びせ流れを奪う。雪崩式フィッシャーマン、ダイビングフットスタンプを炸裂すると、観客から大ブーイングをくらった。
それでも観客を黙らせるようなエルボーを放ち、裏投げを敢行した。その後も追いつめていったが、セコンドの介入に苦しみ再び劣勢に。最後はパイプ椅子で頭を殴りつけられると、ピーチサンライズ2連発を決められ3カウントを献上した。
試合後には渡辺から暴言を吐かれた上にマイクを持った小波から「おい、Sareee、スターダムではさすがの嫌われようだな! こんなに嫌われちゃってうらやましいな。ハハハ。そんなかわいそうなお前に汚名返上のチャンスをやるよ。8・23大田区でお前の持ってるIWGPに挑戦させろ。嫌われモノのにお前はこの挑戦を受けるしかないよな」と上から目線に挑戦を表明された。
これにSareeeは「まず、渡辺桃。私準決勝にいけなくて情けない。覚えておけよ。そして小波開幕戦で私にまぐれで勝って1日だけのヒロインになって気持ちですか? そんなヤツにIWGPのベルトは似合わねえんだよ」と言い返すとヘイトと大乱闘に発展。羽交い締めにされたSareeeは顔面に黒スプレーを吹きかけられる屈辱を味わわされた。
Sareeeの怒りは頂点に達したようで「おい、やってやるよ! 8・23大田区? てめえとIWGPかけてやってやる。覚えておけ。一日限りのヒロインさん!」と王座挑戦を受諾。3日後の23日大田区総合体育館大会での王座戦が決定的になった。