J2札幌FWマリオセルジオ、家族の力で甲府戦に挑む

J2北海道コンサドーレ札幌のFWマリオセルジオ（29）が、第3子の誕生を力に、今季2得点目を目指して23日のアウェー甲府戦に臨む。マリオは6月に加入後、6試合全て途中出場だったが、「準備はできている」と自信を見せ、初先発の可能性が高まっている。

家族の力でゴールを狙う

12日に第3子となる次女がブラジルで誕生し、「マイテ」と名付けられた。マリオはまだ娘と対面できていないが、「毎日映像を見ながら連絡を取っている。めっちゃかわいい」と笑顔を見せる。家族が増えたことで、「より頑張らなきゃという気持ちは当然ある」と自覚を強くしている。

恒例のMの字パフォーマンスに新たな意味

ゴールを決めた際、胸元で自身の頭文字「M」の字を両指で作ることが恒例だったマリオだが、「これからは意味がちょっと変わるかな」と語る。マイテちゃんの分も力を込めて、Mの字パフォーマンスを披露するつもりだ。

前節の悔しさをバネに

前節16日の秋田戦では後半25分から出場し、終了間際にヘディングシュートを放つもクロスバーに阻まれた。「今回は決められるようにもっと集中して臨んで、最大限の力を出して勝ちたい」と意気込む。柴田慎吾監督（40）に指揮2戦目での初勝利を届けるため、マリオがゴール前で嗅覚を研ぎ澄ます。

札幌U-15の宮園蒼空がJリーグ選抜に選出

21日にJリーグから発表された「U-15 Jリーグ選抜」のメンバーに、札幌U-15のMF宮園蒼空（14）が選出された。31日からブラジルで行われる第25回日伯友好カップに参加する。