伊藤美誠選手、シンガポールスマッシュ2回戦の激闘を制覇!
伊藤美誠選手がWTTシンガポールスマッシュ2回戦を制した感想と今後の展望を語ります。

激闘の幕開け
5日、シンガポールで行われたWTTシンガポールスマッシュ2025の女子シングルス2回戦で、伊藤美誠選手がカナダのジャン・モー選手と対戦し、3-1(11-13、11-8、16-14、11-7)で勝利を収めました。これにより、伊藤選手は見事にベスト16に進出しました。
難攻不落の相手
試合後、伊藤選手は「今日は本当に1点取るのが難しかった」と振り返りました。通常の試合では予測できる展開が多い中、ジャン選手のプレースタイルには独特の工夫があり、自分がスマッシュされることを想定してプレーするのが難しかったとコメント。特に第3ゲームでは、終盤に逆転を許しながらも、冷静さを保ち続けました。
心の切り替え
「タイムアウトくらいから、7-10になって、むしろ落ち着けていました」と続けた伊藤選手。焦りを感じていた7-8の時期を経て、心の切り替えを果たし、試合を有利に進めることができました。最終的に第3ゲームを16-14で勝利し、これが勝利への自信につながったと語ります。
全日本選手権からの復活
今大会に臨む前には全日本選手権での悔しい銅メダルがあるものの、「ここに来るまで楽しい練習ができた」とのことで、練習を通じて気持ちを整理し、しっかりと調整を行った様子。
次のチャレンジに向けて
次の3回戦では、世界ランク10位の中国選手、銭天一選手との対戦が待っています。「1ゲームでも1点でも多くというのを目指してやっていきたいです。積み重ねが大事なので、チャレンジャーの気持ちで臨みます」と意気込みを語りました。彼女の卓球に対する情熱と決意が、次の試合にも注目を集めます。