【きさらぎ賞】騎手たちが語る、この馬すごいランキング
3 歳重賞ではジョッキーのジャッジが重要。騎手たちのコメントから、能力の高さが伝わってくる馬をランキング形式で紹介。

第 3 位:ランスオブカオス
朝日杯 FS3 着の吉村騎手は、「能力を示すような競馬ができました。折り合いをクリアしてくれましたし、ゲートも無事にこなしてくれました。センスがありますね。キャリア 2 戦目で能力を十分に発揮してくれて、自分のアクションにもしっかり応えてくれました。結果的に位置取りの差が出たかなと思いますが、それでも 3 着。馬が頑張ってくれました」と語りました。新馬 V 直後の GⅠ参戦で馬券圏内を確保したランスオブカオスは、能力だけではなくセンスもあることが分かります。また、デビューは 1400 メートルだったが、前走を見る限り、さらなる距離延長にも対応できそうです。
第 2 位:エリカアンディーヴ
新馬 1 着の松山騎手は、「跳びの大きい馬なので自分のリズムで。最後は少しモタれましたが、着差以上に強い内容だったと思います」と語りました。新馬戦で 2 着につけた着差は半馬身で、時計的にも決して目立つものではなかったが、鞍上のジャッジはやや違った様子です。数字や見た目だけをうのみにしない方が良さそうです。
第 1 位:サトノシャイニング
東京スポーツ杯 2 歳 S2 着の松山騎手は、「コントロールに難しさはありますが、返し馬は良く、状態も良かったです。できれば他馬の後ろから行きたかったですが、大外でスタートも良かったのでハナへ。押し出される形になりましたし、3 完歩目で落鉄しながら、この着差ですからね。改めて能力の高さを感じました」と語りました。落鉄していた事実は見逃せませんが、それでもクラシックの最有力候補クロワデュノールと 4 分の 3 馬身差をつけています。能力も高く評価されており、重賞制覇は目前と言えそうです。