豊昇龍、初の個人後援会が四国に発足 日体大理事長・松浪健四郎氏が最高顧問に就任
横綱・豊昇龍に初の個人後援会となる四国後援会が発足し、日体大理事長・松浪健四郎氏が最高顧問に就任することが決まった。

横綱・豊昇龍(25=立浪部屋)に初の個人後援会となる四国後援会が発足し、4 日に徳島市で会合を行うことになった。最高顧問に就任する日体大理事長・松浪健四郎氏が 3 日、明かした。
この日は大阪市内で新横綱場所となる春場所(9 日初日、エディオンアリーナ大阪)へ向け、母校・日体大柏高を含む日体大グループの激励会が行われ、松浪氏は「(後援会は)本人にとっても励みでしょう。師匠の立浪親方も喜んでられた」と話した。
激励会には雷親方(元小結・垣添)や中村親方(元関脇・嘉風)に豊昇龍、大の里らの現役力士も出席。日体大からは初場所で初優勝し、横綱昇進した豊昇龍だけでなく大の里も昨年九州場所で大関昇進と、角界の一大勢力へ発展した。
「スターが生まれる学校ですから。国民から愛される人材になってくれれば」。日体大では相撲や柔道、剣道の指導者育成に力を入れてきた歴史があるだけに、松浪氏は期待を語った。
豊昇龍はこの日、大阪入り後、初めて他の部屋の力士と稽古。明生、欧勝馬、隆の勝の幕内 3 人と 19 番取って 15 勝を挙げた。本割に続いて優勝決定巴戦と計 3 番取った初場所千秋楽で痛めた右肘にはこの日もサポーターを着用していたが、「大丈夫だと思う。体はもうちょっとかな」と感触を語った。