琴桜、大栄翔らと連続 20 番稽古!初のカド番場所に向けて「その日その日に向き合う」
大相撲春場所初のカド番となる大関・琴桜が、出稽古に訪れた大栄翔や王鵬らと連続 20 番の稽古を行った。稽古後、琴桜は「その日その日に向き合ってます」と心境を語った。

佐渡ケ嶽部屋で連続 20 番の稽古を行った琴桜
大相撲春場所(9 日初日、エディオンアリーナ大阪)が初のカド番となる大関・琴桜(27=佐渡ケ嶽部屋)は 3 日、大阪府松原市の部屋で、出稽古に訪れた関脇・大栄翔(31=追手風部屋)や新関脇・王鵬(25=大嶽部屋)らと連続 20 番の申し合いを行った。
稽古の終盤、前への圧力がある平幕・豪ノ山(26=武隈部屋)に寄り切られた場面では、悔しげにサポーターが膝へ巻かれた左足で土俵を踏みしめるシーンもあった、「(稽古内容が)いいとか悪いとかは考えない。その日その日に向き合ってます」状態に波がある自身を受け入れて初日に向かう意向のようで、「自分がやれることを整えて備える。できることに対応していく」。
昨年九州場所で 14 勝して初優勝し、初の綱獲りに挑んだ先場所は一転まさかの 10 敗。ここ 2 場所で天と地を味わった。一喜一憂を排して残り 1 週間を切った調整に集中する。