【プロ 1 年目物語】浪人時代に巨人の入団テストに合格していた!? 異端の頭脳派ルーキー小宮山悟
小宮山悟は二浪して一般入試で早大へ入学し、プロ野球選手としてのキャリアをスタートさせた。浪人時代には巨人の入団テストに合格していたが、最終的にはドラフト外で巨人に入ることはなかった。


小宮山悟のプロ野球選手としてのスタート
小宮山悟は二浪して一般入試で早大へ入学し、プロ野球選手としてのキャリアをスタートさせた。浪人時代には巨人の入団テストに合格していたが、最終的にはドラフト外で巨人に入ることはなかった。
早大時代の小宮山悟
早大時代の小宮山悟は、クールに見える一方で、三年時の早慶戦では相手の四番打者・大森剛を打席に迎え、涙を流しながら敬遠した。監督からは敬遠の指示が出ていたが、先輩捕手は勝負した上で勝とうとサインを出してくる。その思いは嬉しかったが、小宮山は今の自分の力を客観的に見つめ勝負を避けた。己の投手としてのエゴなんかより、どうしても慶大に勝ちたかったのだ。その一方で第 79 代の主将を務め、早大のユニフォームと「背番号 10」には強烈なプライドを持っていた。