新横綱・豊昇龍のいとこ、序ノ口・天狼星が白星発進 初物言いに苦笑い「4勝して、その先にいけるように」
大相撲春場所 2 日目、天狼星が白星発進。叔父は朝青龍、いとこは豊昇龍。初日に阿炎が豊昇龍を破り、天狼星は兄弟子の教えを胸に土俵に上がる。

大相撲春場所 2 日目、西序ノ口 13 枚目・天狼星(錣山)が東序ノ口 14 枚目・砂坂(高砂)を寄り切って、白星発進となった。一度は軍配が相手に上がったが、物言いの末に、相手の足が先に出ていたとして軍配差し違えに。天狼星は苦笑いを浮かべ「もう一番になったらやるしかないと思っていた。物言いは初めての経験だった」と話した。
天狼星の叔父は第 68 代横綱・朝青龍のドルゴルスレン・ダグワドルジ氏で、いとこは新横綱・豊昇龍(立浪)。初日に兄弟子の小結・阿炎(錣山)が豊昇龍を破った一番をテレビで見守ったといい、「かっこよかった、強かった」と興奮気味に話した。天狼星は「阿炎関からは『前に出ろと言われている。稽古場で引いても意味がないから』。一番一番集中して 4 勝して、その先にいけるように」と兄弟子の教えを胸に土俵に上がる。