【J1リーグ】18歳佐藤龍之介が中国ダービー初代得点王! ファジアーノ岡山の新星が歴史的勝利を演出
2025年J1第10節でファジアーノ岡山の18歳MF佐藤龍之介が中国ダービー史上初の決勝点を記録。FC東京育ちの若きスターが歴史的勝利を決定づけ、自身の成長軌跡とチームへの貢献を語った。

歴史的瞬間を生んだ18歳の決断
56分交代即決勝弾
松本昌也との交代からわずか120秒後、阿部海大の鋭いロングボールからルカオが右サイドを突破。混戦の中で拾い上げた佐藤が冷静な右足ショートを決め、クラブ史上に輝く一撃を放った。
「ポジショニングの意識が全て。特別な運は必要なかった」
― 佐藤龍之介(試合後インタビューにて)
ポジション変更を成長の糧に
異例の右サイド起用が生んだ化学反応
本来のボランチポジションから右ウイングへコンバートされた佐藤。シーズン通算3ゴール2アシスト(公式戦)を記録し、攻撃的MFとしての新たな可能性を示した。
主な活躍データ
- 試合出場時間:34分(途中出場)
- シュート成功率:80%
- 敵陣最終ライン突破:5回
チーム戦術に融合する若き才能
岡田監督の信頼に応える
「彼の運動量と判断力が攻守のバランスを変える」(岡田武史ヘッドコーチ)。佐藤の起用が広島戦の鍵となったゾーンディフェンス崩しを実現。
今季の躍進要因
- アカデミー時代からの優れた試合読解力
- 両利きを活かした多彩な攻撃パターン
- フィジカルコンタクトへの耐性強化
ダービーを超える次なる目標
「天皇杯優勝とA代表入り」(佐藤)
次節の浦和戦に向け「勝ち点3にこだわる」と意欲。ユース日本代表候補に選出された若きスターのさらなる飛躍に注目が集まる。
今後の注目カード
- 4/19 vs 浦和レッズ(等々力陸上競技場)
- 5/3 ナビスコカップ vs ガンバ大阪
- 6/8 天皇杯 2回戦