Jリーグ新星、加藤聖の飛躍:岡山の左WBとしての活躍
ファジアーノ岡山のMF加藤聖がJ1リーグで飛躍的なシーズンを過ごし、左ウイングバックとしての活躍がチームの中心選手としての地位を確立。

加藤聖のJ1での飛躍
ファジアーノ岡山の23歳MF加藤聖は、今シーズンJ1リーグ戦17試合中16試合に出場し、そのうち13試合に先発出場を果たしています。特に左ウイングバックという負荷の高いポジションで、10試合は90分間フル出場を達成し、昇格初年度のチームを中心選手として支えています。
連戦を乗り越える身体づくり
加藤によると、練習と試合のサイクルを使った身体づくりが連戦を乗り越えられる要因になっているとのことです。20日の新潟戦では、MFダニーロ・ゴメス、MF太田修介といったドリブラーを相手に守備の対応もしつつ、オーバーラップを繰り返すことでチーム3位の走行距離11.078km、同2位のスプリント数23回を記録しました。
攻撃的ウイングバックの強み
今季の岡山は右ワイドに18歳のMF佐藤龍之介を起用しており、攻撃的ウイングバックが一つの強みとなっています。加藤は「反対からもクロスが上がってくる回数が多いし、僕からクロスを上げる回数も増えるのでどんどん攻撃的に行けるのはチームとしてプラスだと思う」と語っています。
充実した日々と今後の目標
加藤は「本当に日々が充実している。試合に出続けることで経験できることもあるし、成長できることもあるので、課題はまだまだあるけど課題にも目を向けながら、自分のいいところを今日のようにたくさん出せればチームとしても個人としても上に行けると思うので、そこを目指してやっていければと思います」と今後の目標を語っています。