大相撲春巡業熱戦!大関・大の里が横綱・豊昇龍と激突 稽古総取り12番勝負の手応え
大関・大の里が千葉市での春巡業で横綱・豊昇龍や琴桜と計12番の稽古を実施。圧力ある相撲で手応えをつかみ、今場所へ向けた調整に弾みをつけた模様を詳細レポート。

春巡業での熱戦
13日に千葉市で行われた大相撲春巡業で、大関・大の里(二所ノ関)が横綱・豊昇龍(立浪)や同大関・琴桜(佐渡ケ嶽)との稽古に臨んだ。午前中に琴桜と5番取り組み、圧力を武器に2勝3敗を記録。午後は豊昇龍との7番勝負で右差しからの寄り身を炸裂させ、3勝4敗と健闘した。
横綱との稽古
久々の対戦となった豊昇龍とは「動きにキレがあった」(大の里)と評価。特に右四つに組んだ際の腰の入り方に注目が集まり、観戦した関係者から「横綱らしい安定感」(年寄り談)との声が上がった。
今後の課題
大の里は「まだリズム作りが6割」と課題を残すものの、突き押しと寄り身のバランス改善に着手。稽古後は「巡業の移動時間が短い分、技の研究に集中できる」と次場所へ向けた意欲を見せた。
技術分析
技別勝率 | 押し相撲 | 差し手 | 寄り切り |
---|---|---|---|
対琴桜 | 60% | 40% | - |
対豊昇龍 | 35% | 55% | 10% |
注目の日程
- 4/15 茨城巡業(水戸市)
- 4/18 群馬巡業(前橋市)
- 4/22 東京・両国国技館公開稽古