【大学野球】近大・勝田成、30試合連続出塁で新記録へ!打率5割5分9厘の驚異的パフォーマンス
近大・勝田成が30試合連続出塁を達成し、打率5割5分9厘で新記録へ。関西学生野球での驚異的なパフォーマンスを紹介。

近大・勝田成の驚異的記録
近大の勝田成選手が、関西学生野球春季リーグ戦で30試合連続出塁を達成しました。この記録は、元中日の田尾安志選手が保持していた旧リーグ記録を超える可能性があり、注目を集めています。勝田選手の今春の打率は5割5分9厘と、驚異的な数字をマークしています。
試合での活躍
6回先頭で右翼へ二塁打を放つなど、勝田選手は朱色のバットで美しい弾道を描きました。趣味のダーツやボウリングで養った集中力を発揮し、昨春の関学大1回戦から続く連続出塁記録を更新しました。勝田選手は「節目の数字。伸ばしていきたい」と貪欲な姿勢を見せています。
プロ野球スカウトの評価
視察に訪れた阪神の岡本スカウトは、勝田選手について「コンタクト率が高く、バットコントロールがうまい。守備力も高い」と高く評価しました。勝田選手は大学の先輩・佐藤輝明選手(現阪神)の通算88安打にあと1本と迫っています。
記録への挑戦
プロ野球では、1994年にイチロー選手が69試合連続出塁をマークしました。勝田選手の30試合連続出塁も驚異的で、関西学生の旧リーグ記録である田尾安志選手の打率5割4分8厘(1974年春・同大)や、新リーグ記録である青地斗舞選手の打率5割2分(2021年秋・同大)を塗り替える可能性が出てきました。
チームへの貢献
勝田選手は「首位打者を狙いたいが、欲があるとチームが負けてしまう。チームが勝てば、それでいい」と、主将らしく振る舞いました。8回1死満塁では、二ゴロ併殺で勝ち越しを阻止するなど、守備面でも大きな貢献を見せています。
今後の展望
勝田選手は「今年は人生が懸かっている。守備や相手を読む力を評価していただきたい」と意気込みを語りました。身長163センチの“巨人”が、さらなる記録を打ち立てる日も近いかもしれません。