侍ジャパンU-15代表の大宮翔と法量章太郎、浦和学院での新たな挑戦
侍ジャパンU-15代表の大宮翔と法量章太郎が浦和学院で新たな挑戦を始める。彼らの夢と努力を紹介。


侍ジャパンU-15代表の新星たち
2025年春季埼玉大会で優勝した浦和学院には、新たな才能が加わりました。その中でも注目すべきは、侍ジャパンU-15代表として活躍した大宮翔と法量章太郎です。
大宮翔の活躍
大宮翔は、昨夏の第6回WBSC U-15ワールドカップで初優勝に貢献しました。決勝戦では、9番・二塁手として先発し、2安打1打点の活躍で世界一に輝きました。東北楽天リトルシニア出身の彼は、全国大会でも4強入りするなど、世代を代表する二塁手です。
「将来はプロ野球選手になる目標があり、その夢を実現させるのに一番近いのが浦和学院と中学の頃から思っていた。」
法量章太郎の挑戦
千葉県出身の法量章太郎は、佐倉リトルシニアからの入部です。リトルシニア全国選抜大会に2度出場し、パンチ力とミート力を兼ね備えた打撃センスには定評があります。彼は三塁と遊撃をこなす守備のファイターです。
「プロになることと甲子園出場が夢なので、それをかなえるには浦和学院に入るのがベストだと判断したんです。」
新たな生活の壁
寮生活で最初に直面したのは、洗濯の大変さでした。
- 大宮翔: 「洗濯が一番きついですね。洗濯や練習場への送迎は母が全部やってくれたので、親のありがたみを痛感しています。」
- 法量章太郎: 「洗濯機だとユニホームの汚れが取れず、ブラシを使って手洗いするのが大変です。頼めば何でもしてくれた母に感謝しないといけない。」
未来への決意
7月9日に開幕する第107回夏の甲子園出場をかけた埼玉大会に向けて、二人は自分との戦いを始めます。
- 大宮翔: 「西田(瞬)先輩が自分と同じ二塁手なので、シートノックなどを後ろで見させてもらって勉強しています。」
- 法量章太郎: 「同学年には負けたくない。練習ではフラフラになるまで、100パーセントの力を出し切っていきます。」
二人の初々しい顔付きの中に、飽くなき闘争心がたぎっています。