「夏の熱戦、侍ジャパンの魂を継ぐ」高知大会で選手宣誓を担う中村主将の決意
2025年7月12日に開催される高知大会の開会式で選手宣誓を務める中村主将・小坂悠晴の決意と、侍ジャパンの精神を継ぐ選手たちの熱い戦いを紹介。

2025年7月12日、高知県立春野総合運動公園野球場で開催される「第107回全国高等学校野球選手権高知大会」の開会式において、中村主将・小坂悠晴(3年・左翼手)が選手宣誓を務めることが決定しました。小坂主将は、「夏にかける想いや感謝を伝えたい。文章は自分で考えます」と大役への意気込みを語りました。
この大会では、侍ジャパンU-18代表監督として初の世界一を成し遂げた馬淵史郎監督が率いる明徳義塾や、春夏1度ずつの甲子園全国制覇を達成している高知、阪神タイガース・藤川球児監督の母校としても知られる高知商など、全国に名を知られる強豪校が集結します。
組み合わせ抽選会では、2年連続夏甲子園出場を目指す第1シードの明徳義塾、高知中央、高知、梼原のシード4校の主将がくじを引き、その後、高知海洋・室戸・幡多農連合の連合1チームを含む、残る21校19チームの主将が予備抽選順にくじを引きました。
特に注目されるのは、最速141キロ左腕・池﨑安侍朗、ドラフト候補にも名が挙がる強肩巧打・藤森海斗(いずれも3年)の侍ジャパンU-18代表候補バッテリーを擁する明徳義塾ゾーンです。名門・土佐が同居するこのゾーンは、激戦が予想されます。
大会は12日に開会式と1回戦2試合を行った後、翌7月14日から高知県立春野総合運動公園野球場と日本トータ野球場(高知市営球場)の2会場を使用して進められます。順調に日程を消化すれば、7月14日~18日の休養日を挟み、高知県立春野総合運動公園野球場に集約される準々決勝は7月21日・22日開催。準決勝は24日に行い、7月26日13時プレイボールの決勝戦で夏の高知県高校野球の頂点が決まります。
侍ジャパンの精神を継ぐ選手たちの熱い戦いに、ぜひご期待ください。