2025年5月19日、千葉ポートアリーナで予定されていたバスケットボールBリーグ2部（B2）プレーオフ決勝第3戦が、停電により中止となりました。試合開始直前に停電が発生し、復旧の見込みが立たないとして試合は中止されました。

停電の原因

千葉市によると、停電の原因は漏電が起きた際に事故を防ぐための安全装置が誤作動したためでした。故障していた機器は1991年の建設当時から使用されており、今年1月の点検では異常は見つかっていませんでした。故障機器は同日に交換され、再開に向けて確認作業が進められています。

プレーオフ決勝の状況

プレーオフ決勝は2戦先勝方式で行われ、17日の第1戦は富山グラウジーズ、18日の第2戦はアルティーリ千葉が勝利し、19日の第3戦までもつれていました。アルティーリ千葉は初優勝を目指していましたが、試合中止によりその夢は一旦中断となりました。

今後の対応

Bリーグは再試合を開催しないことを発表し、年間優勝やプレーオフ最優秀選手賞（MVP）は決定次第発表するとしています。両チーム優勝や、優勝チームなしとする案も検討されているようです。

会場の状況

千葉ポートアリーナは21日も確認作業のため休館し、今週末までの再開を目指しています。一般貸し出しが予定されているため、早期の復旧が期待されています。

試合中止時の状況

試合は19日午後6時から開催予定でしたが、午後4時半過ぎに停電が発生しました。試合開始直前に中止が発表され、千人弱の来館者がいましたが、けが人はなかったとのことです。