東京六大学野球春季リーグ戦:法大・藤森康の大活躍で慶大撃破!明大戦へ弾み
法大・藤森康が野球人生初の4安打4打点を記録し、慶大を撃破。24日からの明大戦に向けて勢いをつけました。

法大・藤森康の大活躍
2025年5月20日、東京六大学野球春季リーグ戦第6週最終日、法大は慶大を9-6で下し、2勝1敗1分けで勝ち点2を獲得しました。1番・藤森康淳外野手(4年=天理)が5回の勝ち越し中前打など4安打4打点を挙げる活躍で、慶大の反撃を振り切りました。
藤森康の好調
藤森康は初回の左前打を皮切りに、同点の5回2死二、三塁から中前適時打を放つと、6回2死満塁でも走者一掃の右越え三塁打を記録。野球人生初の4安打4打点に「みんなが作ってくれたチャンス。狙い球を絞って全力で振りに行った」と声を弾ませました。
境亮陽の活躍
2番・境亮陽外野手(りょうや、1年=大阪桐蔭)も2安打3打点を記録。「康淳さんが打ってくれて逆転したので、肩の力を抜いて打席に入れたのは大きかったと思います」と先輩に感謝しました。
監督のコメント
好調のクリーンアップに比べ、第6週まで少しだけ影が薄かった2人に「いつこのコンビを代えようかと思っていた」と大島公一監督(57)のジョークもさえました。
今後の展望
優勝の可能性をわずかだけ残して、24日からの明大戦へ。打率・395でリーグ3位に浮上した藤森康は「首位打者とベストナインを獲りたいので頑張ります」と意気込みました。