法大の「恐怖の1、2番コンビ」が慶大を撃破!藤森康淳&境亮陽の大活躍で9-6勝利
法大の1番藤森康淳と2番境亮陽が慶大戦で7打点を記録し、9-6で勝利。3年生と1年生のコンビが大活躍し、優勝争いに名乗りを上げた。

法大が慶大を撃破!「恐怖の1、2番コンビ」が大活躍
2025年5月21日、神宮球場で行われた東京6大学野球の第6週第4日、法大が慶大を9-6で撃破した。この試合で大活躍したのは、法大の1番打者・藤森康淳(3年=天理)と2番打者・境亮陽(1年=大阪桐蔭)の「恐怖の1、2番コンビ」だった。2人は合わせて7打点を記録し、チームの勝利に大きく貢献した。
逆転の鍵となった5回と6回
試合は1点を追う5回、法大が4得点を挙げて逆転に成功。藤森康と境の連打が慶大のエース・外丸を攻略した。続く6回には、藤森康が2死満塁の場面で右越えの適時三塁打を放ち、リードを広げた。さらに境が鮮やかなセンター返しで9点目を奪取し、波状攻撃で勝利を確実なものとした。
藤森康淳と境亮陽のコメント
4安打4打点を記録した藤森康は、「4安打は記憶にないです」と驚きながらも、「自分のできる仕事を全力で尽くしました」と喜びを語った。一方、1年生ながら既に欠かせない存在となっている境は、「康淳さんが打ってくれるので、肩の力を抜いて打席に立てました」と感謝の言葉を述べた。
大島公一監督の評価
大島公一監督は、2人の活躍に満足げで、「いつ解消しようかとずっと思っていた」とジョークを交えながらも、「2人とも良いところでよく打ってくれました」と手放しでほめたたえた。
今後の展望
雨天順延となった18日からの4試合で最大限の戦力を投入し、慶大から勝ち点をもぎとった法大。24日からは今リーグ最後のカードとなる明大戦が待ち受ける。激戦を戦い抜いたダメージはやはり相当だが、指揮官は「4試合やってヘロヘロよ。(まだ)次のことなんて考えられない。今日のことしか考えていなかった。過酷だよ、やっぱり」と語り、リフレッシュした気持ちで首位明大撃破の策を考えるとしている。