侍ジャパンシリーズ2025:韓国期待の若手投手チャン・ヒョンソクの苦戦と未来
ドジャース傘下1Aで苦戦する韓国期待の若手投手チャン・ヒョンソクの現状と未来について詳しく解説。侍ジャパンシリーズ2025やWBCでの活躍に期待。

ドジャース傘下1Aでの苦戦
韓国期待の若手右腕、チャン・ヒョンソク投手(21)がドジャース傘下1Aで苦戦していることが、韓国メディア「OSEN」によって報じられました。チャン・ヒョンソクは21日の1Aポーツ戦に先発しましたが、3四球を与えるなど制球に苦しみ、2/3回を1安打1失点で降板しました。ジョン・シューメーカー監督がマウンドまで来て投手交代を告げると、球数が29球だったこともあり、チャン・ヒョンソクは無念の表情を隠せなかったとされています。
今シーズンの成績と課題
今シーズン、チャン・ヒョンソクは9試合で計28回2/3を投げ、防御率5.02を記録しています。36奪三振を挙げる一方で、与四球が26と制球力が大きな課題となっています。OSENは「選手育成が優先であるシングルAのチームで危機を克服する機会が与えられなかったのは残念だ」と早期降板に疑問を呈しています。
韓国代表監督の期待
先月17日、今秋に行われる「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025日本VS韓国」の開催発表会見に出席した韓国代表の柳志炫(リュ・ジヒョン)監督は、来年3月のWBCに向けて「マイナーの有望な選手もいる」とチャン・ヒョンソクの名を出して期待を寄せていました。しかし、OSENは「今の姿なら来年WBC乗船も期待しにくい」と現状ならば韓国代表に選出されるのも難しいのではと記しています。
未来への期待
1メートル93の長身から繰り出される最速158キロを武器に高校卒業後、韓国プロ野球(KBO)を経ずに直接、海を渡ったチャン・ヒョンソク。今後の成長と侍ジャパンシリーズ2025やWBCでの活躍に期待が寄せられています。