2025年5月23日、カタール・ドーハで行われた卓球世界選手権第7日目の女子シングルス準々決勝では、日本勢と中国勢の全面対決が繰り広げられました。伊藤美誠（24＝スターツ）が中国の王芸迪を4-1で下し、準決勝進出を決めました。

伊藤美誠の快進撃

伊藤美誠は世界ランク9位ながら、同4位の王芸迪との対戦で第1ゲームを落としたものの、その後4ゲームを連取して逆転勝利を収めました。伊藤の戦術とメンタルの強さが光る試合でした。

日本勢の苦戦

一方、同7位の早田ひな（24＝日本生命）は、同3位の陳幸同に0-4で敗れ、同8位の大藤沙月（21＝ミキハウス）も世界女王の孫穎莎に1-4で敗退しました。日本勢最上位の同6位・張本美和（16＝木下グループ）も、同2位の王曼イクにストレートで敗れ、日本勢は1勝3敗という結果に終わりました。

準決勝への期待

伊藤美誠は準決勝で、大藤沙月を破った世界1位の孫穎莎と対戦します。中国の強豪を前に、伊藤のさらなる活躍が期待されます。

今後の展望

日本勢の挑戦は続きます。伊藤美誠の活躍をはじめ、日本卓球界の今後に注目が集まります。