【F1】2025年モナコGP開幕!角田裕毅が11番手、レーシングブルズ勢が躍進する波乱の初日
2025年モナコGPが開幕し、初日のフリー走行ではクラッシュが相次ぐ波乱の展開。角田裕毅は11番手、レーシングブルズ勢が躍進するなど、注目の結果をまとめました。

2025年5月23日、伝統のモナコGPが開幕し、初日のフリー走行が行われました。レッドブルの角田裕毅は2回目のフリー走行(FP2)で11番手につけ、過去のモナコでの成績を上回る好調なスタートを切りました。角田は25日の決勝で2年連続入賞を目指します。
フリー走行1回目(FP1)では、開始早々にフェラーリのシャルル・ルクレールがアストンマーチンのランス・ストロールに追突し、10分間の赤旗中断が発生。ルクレールは無事コースに復帰し、1分11秒964のトップタイムをマークしましたが、ストロールは決勝で1グリッド降格のペナルティーを受けました。角田はトラフィックの影響でソフトタイヤでのクリーンなタイムアタックができず、1分13秒232の14番手にとどまりました。
FP2では、レーシングブルズのアイザック・ハジャーとマクラーレンのオスカー・ピアストリがクラッシュし、セッションが中断されるなど波乱の展開が続きました。角田は同僚のマックス・フェルスタッペンと0.004秒差の1分12秒072を記録しましたが、FP2でトップだったルクレールには0.717秒差をつけられました。レーシングブルズのリアム・ローソンが5番手、ハジャーが6番手と躍進し、チームの勢いが目立ちました。
今年のモナコGPでは、最低2度のピットストップを義務づける新ルールが適用されました。オーバーテークが難しいコース特性を考慮し、通常ならタイヤ交換は1度だけのため、予選結果がそのまま決勝の順位となりやすい“退屈なレース”を活性化させることを目的としています。ドライバーの反応は賛否両論で、2ストップを戦略的に利用するチームも予想され、決勝レースが注目されます。
フリー走行2回目順位
- ルクレール(フェラーリ)
- ピアストリ(マクラーレン)
- ハミルトン(フェラーリ)
- ノリス(マクラーレン)
- ローソン(レーシングブルズ)
- ハジャー(レーシングブルズ)
- アロンソ(アストンマーチン)
- アルボン(ウィリアムズ)
- アントネッリ(メルセデス)
- フェルスタッペン(レッドブル)
- 角田裕毅(レッドブル)
- ラッセル(メルセデス)
- サインツ(ウィリアムズ)
- ボルトレート(キックザウバー)
- ベアマン(ハース)
- ヒュルケンベルク(キックザウバー)
- ガスリー(アルピーヌ)
- ストロール(アストンマーチン)
- オコン(ハース)
- コラピント(アルピーヌ)